2007年05月10日

ANGELICA 第1話

アラバスタ・シティ。
ここ白の大陸において、唯一他大陸住人の出入りが許された都市。
様々な種族の人々の入り乱れる、華やかな街である。
しかしそれは、同時に犯罪が絶えぬ街でもあるということ。
白の大陸は青の大陸を除いた他大陸に比べて、遥かに豊かだ。
それゆえ、犯罪率の高さは必然的と言えるだろう。
俺は今、そのアラバスタ・シティのとあるビルの前にいる。
バードマンの集団が幼い天使様を人質に立て篭り、身代金を要求していやがるのだ。
そして俺はその犯人を捕まえんとする、パラディンの新米デカと言うわけだ。


「ANGELICA」


「君達は完全に包囲されている!!大人しく人質を解放し、投降したまえ!!」

俺の上司である警部がお決まりの台詞をスピーカーに向かって叫ぶ。そんな脅しで言う通りにしてくれれば苦労などしないというものだ。
案の定犯人はこちらの指示に従うそぶりは毛ほども見せない。
こりゃ帰れないな、と腹をくくっていると、警部がポツリと呟いた。

「アンジェリカにやってもらうしかない、か」
「へ?アンジェリカ?」

アンジェリカを呼べと部下(俺の先輩である)に命令する警部に思わず聞き返すと、
警部は「呆れた」と言わんばかりに表情を歪め、溜め息混じりに説明を始めた。

「アンジェリカってのはこういう事件専門の、シングルナンバー・エンジェル直属のエージェントのことだ。凄腕で通ってる」
「シングルナンバー・エンジェル直属!!そりゃ凄い!!アンジェリカってことは女ですよね?ということはワルキューレかぁ、きっとTHE・ガッツみたいにゴッツイ奴なんでしょうね」
「いや……なんでも天使様って噂だ」
「へ、天使様!?」

俺が驚嘆の声を上げると同時に、黒塗りの車が隣に停まり六人の天使様達が降りてきた。
ウホッ、いい女。

「お待ちしておりました、ジャッジメント様」

警部が深々と頭を下げる。

「ジャ、ジャッジメント様!?すげぇ、初めて見た!!」
「馬鹿野郎、おめぇも頭を下げねぇか!!」

あ、そうかって、痛い、痛いっすよ警部。
それにしてもジャッジメント様が直々に現場に来て下さるとは。
ジャッジメント様と言えば、白の大陸に知らぬ者の無いスーパーエンジェルじゃん。
ブロンドの流れるような長髪と、近寄りがたいほどの美貌を持つ、
白の大陸を実質統治しているシングルナンバー・エンジェル。
それがジャッジメント・エンジェル様だ。
それに比べて警部はブッサイクだなぁ〜。オッサンだし。
マザーがデザインしたものとは思えん。
なるほど、この人がアンジェリカのボスか。

「かまいませんよ。それよりもお仕事の話を」
「はい、犯人グループは二十人、人質は一人です。犯人グループは一千万ドルの身代金を要求しています」

うーん、声もまたお美しい。
つーかそんなに要求してやがったのか鳥野郎共。
飴塗ってじっくり焼くぞ。

「わかりました。ホワイトヒート」
「問題無し。チョロイ仕事だ」

セミロングの綺麗な髪の姉御肌っぽい細目美人の天使様が欠伸をしながら答える。
つーかチョロイってマジかよ。

「しかし驚きました……噂には聞いていましたが、よもやアンジェリカが本当に天使様とは」
「まぁ驚かれるのも無理はないでしょうね。それよりホワイトヒート、作戦説明を」
「作戦も糞もないっしょ。ライトに人質救出させて、あとは皆で突撃すりゃいいんじゃないの?」

んなアバウトな。

「ふむ、ではそれで行きましょう。スターライト!!」
「イエッサー」

マジかよ。
スターライトと呼ばれたツインテールの妹系なのにスイーツな胸を持つ天使様は、
なんの躊躇も無く単身でビルへと歩いていった。
あたかも
「ちょっと雑誌立ち読みにコンビニ行ってくる」
みたいな軽いノリで。

「ちょ、天使様一人で大丈夫なんスか!?これじゃ人質がもう一人増えるだけっスよ!!」
「アハハ、大丈夫っスよー」

ロングヘアーのあどけなさの残るロリ美少女天使様が、
俺の極めて常識的かつ人道的なツッコミを適当に流す。

「いやいやいやお言葉ですけど、都市の貴殿方天使様達はただのか弱い仔猫ちゃんに過ぎません!!危険過ぎますよ!!」
「誰が仔猫ちゃんか」

間発入れずロングヘアーロリ天使様にツッコまれるが、ここは譲れない。
何故なら俺は正義の味方に憧れて警察になったからだ。スマン、嘘だ。

「ピース、ここは私が」

黙って俺達のやり取りを聞いていた、綾波レイちゃんみたいな天使様が聞いちゃおれんと口を挟む。

「彼女ほど今回の任務に適した人材は有り得ません。仮にもライトはアンジェリカなのですから、心配はご無用です」
「え、じゃああの天使様がアンジェリカなんですか!?あんなヒョロイのに!?」
「いやそれは──」
「なーにやってる!!アポ、ライトから連絡来たぞ、突撃だ!!」
「あ、はい。すみません、話は後ほど」

あ、そっすか。
そんなわけで、俺らと天使様五人、その他オマケ共はビルへと突撃した。
俺はA班とのことだが、そんなことは知らん。ムサイ男共より、良い匂いのする美少女達だ。

「ちょっとホワヒ様、警察の人が一人ついてきてますよ?」
「ほっとけ、サウ」

そんな会話をしながら、階段を登ろうとしたときだった。
ピンを抜かれたハンドグレネードが4つ、階段の上から転がってきた。

「やば──」

──ドン!!

凄まじい轟音と火薬の臭い、そして巻き上げられた埃が俺らを包む。
こりゃ死んだな……グッバイ、まだ見ぬ未来の嫁。

「なに安らかな顔してんですか」
「へ?」

恐る恐る目を開くと、黒い壁が丁度ハンドグレネードの爆風から俺らを守るようにそびえ立っていた。
なんじゃこりゃ。

「カスめ」

細目美人の天使様が、ハンドグレネードが転がってきた辺りに手を伸ばし、パチンと指を鳴らす。

──ゴウン!!

熱風。炎が上がりやがった。

「行くぞ」

俺は半ば夢でも見てるような気分で、天使様達に続いて階段をかけ登る。
あ、鳥の丸焼き2つめっけ。
こりゃあおっかないね。

「こりゃどういうことです?」

綾波似の天使様に問いかける。

「あなたは先程、私達天使を都市ではただの仔猫ちゃんと言いましたね?」

うん、言った。
ちなみに質問文に対し質問文で答えてもテスト0点ですぜ、天使様。

「それは何故です?」

そりゃあ、マザーが能力の使用を制限してるからっスよ。
マザーの許可がない限り、レベル3まであるリミッターがかかって能力を行使できないんだな、うん。

「つまりマザーの許可さえあれば、リミッターを外せるということです。我々アンジェリカはレベル1、場合によってはレベル2までリミッターを外せます」
「な、我々アンジェリカって、アンジェリカはシングルナンバー・エンジェル直属のエージェントの名前でしょう!?」
「それはただの噂です。アンジェリカは個人名ではありません。部隊名です」
「な……」

あんの糞警部、ハッタリこきやがったな。

「さっきの黒い盾はピースキーパーの能力です。彼女は炭素を精製、操作することができます」
「へあ?」
「頭悪いですね。炭素は結合の度合いによっては凄まじい硬度を誇ります。彼女はそれを盾として使用するわけです」

よくわかんないけど、専守防衛ってワケね。

「さっきの炎はホワイトヒート先輩の。彼女の能力は火を発生させることと、酸素を操る事。レベル1ではライター程度の火しか起こせませんが、酸素濃度を調整すればご覧の通りです」

歩く火炎放射器ってわけやね。

「ところで、なんでレベル2までなんです?」
「レベル3、つまりリミッターを全開放してしまうと、最悪アラバスタ・シティが地図から消えることになりますから」

ザクグフゲルググ。

「そして今は既に外に脱出しているでしょうが……人質を救出に乗り込んだ天使を覚えていますね?」

ああ、あの現在「俺的お兄ちゃんって呼ばせたい天使様ランキング」ぶっちぎり1位の、ツインテールっ娘ッスね。

「彼女はスターライト。極小のナノマシンを散布し、それで光の屈折率を調整することによって自分の姿を消す事ができます」

今度はステルス迷彩かよ。なんでもアリだな。

「そりゃ人質1人くらい、楽勝で救出できるわけですね。ちぃ覚えた☆」
「気持ち悪いので止めて下さい・・・・・・っと」

ガガガガガガッ!!

廊下の角からマシンガン乱射してくるアホ共はっけーん。
ピースキーパー様がすかさず盾を作り、弾丸の雨を防ぐ。

「そして、これが私の能力です」

チカッ。
────キュゴゥ!!!!

綾波似の天使様の手から極太の光線だかビームだかレーザーだかが放たれ、
マシンガンを持ってたバードマン達を一瞬で蒸発させる。
なんか壁とか吹っ飛んでるけど、このビル平気かなぁ。

「えと・・・・・・ビームライフルですか?」
「荷電粒子砲です。燃費が悪く連射は出来ませんが、単純な火力でならアンジェリカでも随一です。移動砲台。これが私の役割です」

ガンダムじゃなくてゾイドだったか。

「サウ、今何羽いた?」
「8羽です。ライトが人質救出の際3羽殺ったので、あと7羽ですね。近いですよ、そこの部屋です」
「アポ、もう一発イケる?」
「問題ありません」

────キュゴゥ!!!!


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「こんの大馬鹿もんがッ!!自分の持ち場離れて何やってた!?ちっとばかし腕に自身があるからって調子乗ってんじゃねぇぞ、このおのぼりさんが!!」
「ちっとばかしチガウ、ワタシ聖騎士道場でナンバーワン、戦闘学課はミンナミンナナンバーワンだったデスネ」
「何人だアホ!!もういい、減給だ減給!!始末書も書いてもらうからな!!」

うーわ、怒りのボルテージMAXだな。まぁいいか。

「それより警部、渡したいモンが・・・・・・・・・・・・」


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「で、辞表を出してきたのでアンジェリカで雇ってくれと」
「イエスアイアム。雑務から戦闘までなんでもこなしますよん」

やっぱ可愛い女の子がいる職場の方がイイよね。ハーレムって男の浪漫だよな?

「確かに、戦闘面では問題無い・・・・・・いや、他のパラディンと比べても頭一つ飛び抜けているようですが・・・・・・」
「警察でも、自分勝手な行動さえしなければ超優秀でした。エッヘン」
「いや、そこは自重してくださいよ。まぁ・・・・・・色々と役に立つかもしれませんし・・・・・・分かりました、明日からウチに来てください」

おっしゃあ!!

「ところで、あなた名前は?」
「よくぞ聞いてくれました。我が名はホーリー・ランサー。愛の戦士です」














































































というわけで小説書いてみまんた☆
僕は小説を書かせるとどうしても文がくどくなってしまうので、
出来る限り読みやすい文章を心がけてみました。どうでしょう?
これはちゃんと真面目に書くつもりなんで、安心して下さいね。

ニックネーム ある at 16:44| Comment(0) | TrackBack(5) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

お久しぶり

アイコン ある.JPGこんにちは、みんなのローゼンメイデンあるです。
薔薇乙女打ち切りバロス。ずっと休載してっからこうなんだよ

アイコン アポ.JPGずっと休載してたのはあるもでしょ

アイコン ある.JPGしょ、しょうがないじゃない!!あたしバイト週6で入ってるのよ!?
しかもこの時期ガソリンスタンド蝶☆混むし!!

アイコン アポ.JPGはいはい、とにかく更新してなかった間に色々あったけど、
そのことを更新していこうね、良い子だから

アイコン ある.JPGムキー!!癪だが、そうするしかあるまい。
まず、シーズン制限と制限っすね。花束制限ワロタ。
白単の時代来たと思ったらコレっすか。人生\(^o^)/オワタ
流氷はこのまま制限でもええんじゃないかな。
花束制限で白入りプランも死んだし、歌劇場使おうぜ。
あとケルベロスまでシーズン制限になってて、白の処遇にいよいよ泣いた

アイコン アポ.JPGまぁ新弾も強力なものばかりだし、
穴はなんとか埋められるんじゃない?

アイコン ある.JPGフレーバーストーリーの方も、目が離せなくなってきたしな。
にしても、トラッシュシティに現れた新たなる支配者=聖王と考えると、
聖王はボクっ娘っすか?激萌えだな

アイコン アポ.JPG結局お前はそこか
ニックネーム ある at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | D-0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする